

そうですね。
暗くて、何だかよくわからないものって怖いと感じたりしますよね。
ではもっと暗く、ガスった雰囲気のようなものを追加してみるのも良いかもしれません。
今、下の方に少し煙のようなガスっぽさがありますが、これを全体的に増やしてみるとどうでしょうか?
この時、手前ははっきり見え、奥に行くとよりガスで見えないという感じにすると奥行き感も出てきますよ。

なんだかよくわからないものですか、確かに怖いかもしれないです。
わかりました!
黒い霧みたいな感じですかね、やってみます!
ありがとうございます。




すごく良くなりましたね!!
すごくかっこ良いです!!!
これで完成でもよいですが、ここまできたら最後細かい部分に、もう一手間かけてクオリティを上げてみましょう!
メインのキャラクターですが、このキャラクター自体にも奥行き感が出てくるとより存在感が出てくると思います。
先ほどの空気遠近法を意識しながら、キャラクターにもガスっぽさで距離感を出してみてください。
具体的にはキャラの輪郭あたりにガスっぽさを追加して霞んでいってるようなイメージです。
特に今、魔物の足元の影のコントラストが強く、視線が行きがちです。
ここを弱める効果も出しつつ、キャラクターの奥行き感を出してみてください。
最後に、さらに怪しさを出す為、全体強めにノイズをかけ、ザラっとした質感にしてみてもいいですね。
このビジュアルを見た時に、どこに視線を持っていき、どんな印象を持たせたいかを考えながら、全体のバランスもとりましょう。


ありがとうございます、直してみました!
なんかもうすごいです!w
自分で作ったとは思えないくらいクオリティが上がった気がします!


すばらしいです!!!
かなり雰囲気もでて、伝わるビジュアルになったのではないでしょうか。

ありがとうございます!
今回はこれで完成にしたいと思います。ありがとうございました!

フリーランスデザイナー
イシグロ マサフミさん
[ 今回のフィードバックを振り返って ]
映画が好きでいろいろなポスターを見ていると、自分でもレタッチをしてカッコいいポスターなんかを作りたいなと思っていました。今回「キミの学校」を見つけ、第一線で活躍されている方が講師として教えてくださると知って、すぐに入学しました。
撮影をしたり、簡単なレタッチくらいはじぶんでやっていましたし、グラフィック系の仕事をしているので、できるんじゃないかなと思っていましたが、なかなかうまく行きませんでした。
実際に授業を受けていく中で、「考えるべきところ」「見るべきところ」など技術とは違うことをたくさん教えていただき、まさに目からウロコという感じでした。
その指摘を参考に自分でどうしたら良いか考えて作業する、というのもこの学校で学ぶ大きなメリットなんじゃないかと思っています。
今回の最初に提出した作品との質の違いに自分でもびっくりしています。今回のフィードバックで学んだことを次の作品や仕事にも活かしていけるのではと思っています。
本当にありがとうございました。
 
Instagram : masafumi_ishiguro
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オマケですw
映画のポスターっぽく作っ てみました!


この企画では、「キミの学校」のレタッチ授業の実際の様子を通して、生徒さんと先生のフィードバックのやり取りを公開しています。
作品がどのように仕上がっていくのか、そのプロセスをご覧ください。
今回ご協力いただいたのは、【プロレタッチmini】コースを受講されたフリーランスデザイナーの[イシグロさん]。
ビフォーアフターの画像とともに、どのように悩みを解決し、作品をブラッシュアップしていったのか、その変化の流れを追っていきます。


どーもー。
「キミの学校」講師の大谷キミトです。
よろしくお願いします。
イシグロと申します。よろしくお願いします!

大谷キミト先生

イシグロさん

BEFORE

AFTER
こちらは、イシグロさんが相談のために持ち込んだ作品のビフォーアフターです。
先生とのやり取りを通じて、どのように仕上がっていったのか、ぜひご覧ください。

では早速ですがイシグロさん、今回相談に持ってこられた画像を見せていただけますか?



